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7月31日の金曜ロードショーは「永遠の0」映画と原作の違いや感想 [映画]

7月31日の金曜ロードショーは「永遠の0」が放送されることが明らかになりました。

通常の金曜ロードショーでは長編映画はバッサリカットされて
放送されることが多いのですが、
今回はなんと地上波初登場にして、ノーカット放送!!

放送時間もいつもより早く19:56からとなりますので注意が必要です!

zero1.jpg

劇場版、原作ともに話題作となった本作。

本記事では、永遠の0についての概要と感想、
劇場版と原作の違いなどについてお知らせしたいと思います。
(大きなネタバレはありません)







1.永遠の0のあらすじ

司法浪人中の健太郎(三浦春馬)は、祖母の葬式で弁護士の祖父・賢一郎(夏八木勲)が自分とは血のつながりがなく、実の祖父は戦争中特攻で亡くなったことを知った。フリーライターの姉・慶子(吹石一恵)に誘われ、健太郎はゼロ戦のパイロットだったという実の祖父について聞き込み調査を開始する。2人が見つけ出し話を聞いた祖父の戦友たちは祖父が「臆病者」だったと口をそろえる。激しい戦闘になると自分の命を守るために戦線離脱してばかりだったというのだ。これ以上、祖父のことを知りたくない…心が折れそうになる健太郎。しかしある日、祖父の部下として真珠湾からラバウルまで戦いを共にしたという井崎(橋爪功)から、祖父・宮部久蔵(岡田准一)の本当の思いを聞くことになる。 天才的な飛行技術を持ち、戦況を見極める目も確かだった宮部。真珠湾攻撃からミッドウェー海戦、ラバウル、ガダルカナルと数々の戦いで、彼は自分だけでなく1人でも多くの仲間を生きて戦場から帰すための努力をし続けた。その影には、娘を出産したばかりの妻・松乃(井上真央)との「絶対に生きて帰る」という約束が…。井崎(濱田岳)や景浦(新井浩文)らゼロ戦のパイロットたちは、宮部の考え方に反発。しかし、次第に彼の真実の思いに触れそれぞれに心を動かされた彼らは、孫である健太郎に宮部の思いを語り継いでいく。 次々に明らかになっていく、知らなかった実の祖父の人物像とその想い。健太郎は戸惑い、驚きながらも、実の祖父の人柄に惹かれていく。そして、届けたかった願い、その裏にあった驚愕の真実を知ることになる―――。 出典;金曜ロードショーの公式ページ


零戦(ゼロ戦)とは正式名称「零式艦上戦闘機」。
第二次世界大戦における日本海軍の主力艦上戦闘機です。

zero2.jpg

当時の技術において、2200kmの長大航続距離、20mm機関砲2門を誇り、
またそれに加え格闘性能(昇降能力、旋回能力)も米英機に比べ格段に
高かったことから、当時の米英では「ゼロとは戦うな」と恐れられていた
戦闘機になります。

主人公の宮部久蔵はその零戦の搭乗員で、
天才的な飛行技術を持っていました。
当時の海軍では「命を捨てても構わない」という考え方が蔓延していた中、
宮部久蔵ただ一人は「絶対に生きて帰る」との固い決意のもと戦地に赴いています。

その考え方は当時としては異端であったことから、
他の搭乗員たちに臆病者とののしられることも。

ただ、臆病者とののしられても、誰よりも仲間のことを想い、
そして生きて帰るために誰よりもたゆまぬ訓練と努力を行っていた
宮部は次第に仲間たちに一目置かれる存在となります。

本作では、誰よりも生きて帰りたいと願った宮部の想い・戦い方と、
最終的に死地に赴くことになった際の心の葛藤が描かれ、
当時の搭乗員の想いが生々しく描かれています。

ちなみに、神風特攻隊は「かみかぜ」という読みが定着しておりますが、
「しんぷう」が正式な読み方です。







2.劇場版と原作の違い、感想

基本的には原作に忠実に劇場版が描かれています。
登場人物の性格やステータスが変更されたりといったデスノート的な変更はありません。

その辺りは安心して見ていられます。

ただし、原作のボリュームが大きすぎるためか、
劇場版ではところどころバッサリカットされて作られています。

映画においても、宮部や他搭乗員の心境変化や零戦の格闘が描かれては
おりますが、そこはなにぶん2時間半の映画。
この短時間でなかなか感情移入するのは難しい。

私は原作を読んだ後に映画を見たのですが、
果たして映画から見た人は理解できるのかな、と。

原作では、
当時の海軍の体制や統率の取り方、
零戦やアメリカ海軍の戦闘機についての細かな解説、
戦争に行くことになった若者とその家族の想い、
ただの殺し合いではなく他国軍に対しても敬意を払う姿勢、
など詳細に描写されています。

原作の最後辺りは涙もろくない私でもウルっときました。
映画では泣いてません。

・・・とは言っても、原作を読むより映画はサクッと観れるのが利点。

映画を見て興味を持てば、原作を読むことを強くオススメします!






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